#02　上海の乗り物『最高』と『最低』

2009.11.30

上海浦東空港についたのが４時半頃、イミグレを抜けたのが５時頃。
７時に予定があったし、目新しい乗り物には乗りたいｱﾀｼなので、当然>>>リニアをチョイス[:にひひ:]

第１ターミナルと第２ターミナルの間にあるので、けっこうな距離移動。
搭乗券の半券を見せて、２割引の40元（580円くらい：マイル目当てでﾄﾗﾍﾞﾚｯｸｽ利用してるのでレート高め）

時間的にラッシュだったせいか？人が多くて
乗り込む方にパワーを向けてしまったため、車体画像撮れてません（苦笑
５時を少しだけど過ぎてしまってたので、
あーあ、折角の世界最高速度が出ない時間になっちゃった・・・と思いつつもカメラを構えていたら

ラッキーにも？ちゃんと431km/hでました[:にかっ:]
ぶぶぶぶぶれぶれ画像ですが。
スピードがあがるごとに揺れも激しくなるってのが伝わるかと（ｦｲ）
外の景色が、田舎方面でごちゃついていないので、景色に流れではあまり実感できなかったけれど
揺れが激しくて早さを実感？しましたﾊﾊﾊ。
そして・・・・
『最高（速度）の乗り物』の後に・・・・。
『最低の乗り物』、ぼったくりタクシーに乗ってしまったのです。
以下長文デス[:汗:]
リニアの駅は地下鉄とも連携してるし、地下鉄駅からホテルも遠くはなかったけれど、
さっきも書いたように７時に予定があったのでタクシーを利用することに。荷物もあったしね。
安全なタクシー会社の名前はチェックしてあったけれど、「赤いタクシーを選ばないこと」っていうのもアタマにあって、他のお客さんも順番に乗っていくし、あたしの番にあたったのは白とブルーの２トーンだったので、ついそのまま乗ってしまいました。
ーで。
走り出して少しして、メーターが動いてないことに気が付いて
「メーター倒して！」って言ったんだけど
「リニアの駅から市街中心まで一律150元」って言い張って聞かないの！
「ﾊｧ？バカじゃないの？」思わず日本語で叫んじゃった。
出かける前にネットで調べた時には、リニアの駅から目的地付近へのタクシー代についてのページや旅行記は見つけられなかったけれど、地下鉄で一駅違うところで20〜25元なのをみつけてたので、まぁかかっても30元くらいまでだなと目安をたててたので。
「じゃ、降りるから！ここで止めて！」といっても
終始にこにこしたまま、「いや150元が一律だから。」の一点張り。
まるで勘違いで怒ってるこちらが悪くてそれをなだめてる、みたいな口調。
余程信号待ちで降りようかと思ったけれど、スーツケースはトランクなので、そのままいかれちゃったら困るし。
中国語の会話集はスーツケースの中なので、窓から叫んでも誰も分からないだろうし。
頭の中、あたしにしては高速でグルグル。
コレって、ぼったくりたいだけなのかどうかもわからなくて、５時過ぎとはいえもう日は落ちてるのでかなりｺﾜｶｯﾀ〜〜！！[:はうー:]
最優先事項はホテルへ確実にいくこと。次に被害を最小限にすること。
NGOのトラベレックスは100元札しか扱いがなかったので、100元札以外はリニアのおつりの60元（10元札と50元札）。
100元だしたらおつりはよこさないだろうから、それはダメ。
ーとそこで閃きました。
警察っていっても、中国語話せないのはバレてるし、かえって刺激して危険かもしれないと思って
「じゃ、上海に住んでる友達に電話してみるね」と携帯をとりだしました。
もちろんウソだけど。
ちょうどこのあとの予定で使う日本語OKの連絡先を携帯にいれておいたので。
旅程全体のサービスではないから電話しても助けてくれるかわからないけれど、試す価値はあるかも？と思って。
有料になっても、コイツに払うよりまし？
そうしたら。
運転手の態度がガラリとかわりました。
「そんなことすると友達が心配する。じゃ70元で。半額だよ。」
思わずまた日本語で
「バカじゃないのっ」っていっちゃったけど
こちらも目安で思ってるだけで、メーター倒しても40元超えるかもしれない弱み？があるし
何と言っても日は落ちてるし[:月:]一人なので、もう早く安心したいというのがあって、50元で折り合いをつけました。
それしか中国元持ってないっていって。
領収書もよこしたので。
ホテルについたら、スーツケースを下ろすために彼が車からおりた瞬間にベルボーイに言ってみるのもいいかもしれない。
ーと甘いことを考えていたら、車が停車。ホテルのロータリー外の道路の反対側で。
「ここは一方通行で入れないから」
ふざけないでっ。そりゃロータリーの出口側にあなたが停めたからね！
「まわって向こう側から入ればいいでしょっ。エントランスに車をつけなさいよっ」と叫んでも
もうヤツは勝手に車からスーツケースをおろしてしまったので、仕方ありません。
またこのホテルの前、ロータリーみたいになってるところに外灘への観光トンネルがあったりして距離があるんだよね。
デコボコした道をスーツケース引きずってフロントへ。
フロントでチェックインしながら
「聞いてもいい？リニアの駅からここまでってタクシーでどれくらいが普通？」って。
「そうですね・・・・30元くらいですね。」って答え。
やっぱ聞かなきゃよかった（ｦｲ）せめて40っていって欲しかった（違）
「さっき道路の向こうでおろされたんだけど、最初150って言われて結局50払ったのよぅ」っていいながら
「領収書も出したけど」とそれを見せたら
「・・・・。これは地下鉄の領収書です。」と気の毒そうな目。
もう最低の気分でした。
命はあったし、金額もびびたるモノだし
できる範囲のことはしたよ、頑張ったじゃん、アタシ。
ーと自分を慰めてみたところで悔しい気持ちはどうしようもなくて。
地下鉄の領収書をつかまされたってのが一番凹んだ原因かも。
自分が情けなくて。
翌日交通カードを買ったりチャージしたりで領収書をもらったけれど、
地下鉄の領収書って日付けがないんだよね。
おまけに『上海交通ﾅﾝﾄｶ』って書いてあるんだもん、タクシーの運転手から渡されたらタクシーの領収書って思っちゃうよ？
チャージはいくらでもできるので、いろんな金額のパターンで持ってるんだろうな。
今でも思い出すと、悔しくて涙ぐみそう[:しくしく:]
必死でがんばったけど、実はかなりこわかったし(ToT)
それでも便利なので旅行中何度かタクシー使いました。
ｱｲﾂのために、便利を奪われるなんて悔しいじゃんっ。
路上では『大衆』（衆の字は血が乗ってない字）『錦江』『巴士』の３社しか乗らないことにして、
それ以外のタクシーは高級ホテルの前からで「このタクシーって安全？」とホテルの人に聞いてから乗ってたので大丈夫でした。
それから行き先を書いたカードを見せる時に、一緒に交通カードも何気なく見せて、「メーター使えよ」な意思表示を（笑）
メーターで走ってないと交通カード使えないからね。
交通カードは韓国のTmoneyみたいに地下鉄でもバスでもタクシーでも使えるの。
お財布出さなくていいから安心だし。
おかげでそれ以後は大丈夫だったけれど、どのドライバーも無表情で英語もダメだったので
あのニコニコとｶﾀｺﾄ英語を話す運転手、逆に分かりやすいﾜﾙだったようです、くすん。
リニアで来たばかりの外国人はいいカモなんだろうね。
リニア駅からタクシー乗る時は、いったん地下鉄駅で交通カード買ってからの方が安心かも。
それ持ってるだけでリピーターで相場知ってるよってアピールできそうじゃん？

------Related Posts--------------